オリエンテーリングに特化したシューズを提供したいと、この数年O-Ajariでは適したシューズを取り扱ってきました。これもオリエンテーリング愛好者の方々が安全に森の中を駆け巡ってほしいという思いからでした。似たようなシューズにトレイルランニングシューズがありますが、それらは軽さやトレイルの走りやすさを優先していることが多いため、必ずしもオリエンテーリングに適しているとは限りません。ソールやサイド、トウトップの作りによって踏み抜きや怪我をしてしまうことがあります。
最近は欧州メーカーのSalmingやNViilが日本上陸し、オリエンテーリング界へシューズを提供し始めています。特化したシューズが容易に手に入ることはいいことですね。
O-Ajariが取り扱っているinov8は、オリエンテーリングはもちろん、長時間のマウンテンオリエンテーリングやロゲイニングにも適しています。inov8はフェルランニングが盛んなイギリスが発祥。マッディなテレインにも対応したシューズを作り、オリエンテーリング愛好者に好評です。しかし、日本国内ではどちらかといえばトレイルランニングよりのシューズを数多く扱っており、残念ながらオリエンテーリングに適したシューズは取り扱いをやめているものが多くなってきています(つまりそれらのシューズは、日本国内では売れていないということでしょう)。2018年新しくリリースされ好評のX-Talon230でさえ、来期2020年は日本国内での取り扱いがなくなりそうです。そして圧倒的なグリップを誇り、アウターも頑丈なMudclaw300もイギリスでの取り扱いはあるものの、日本ではやめてしまいました。
そんな状況ではありますが、下記を考慮し、吟味したシューズを紹介します。
・アウトソール(靴底)が固い ->踏み抜き防止
・アウトソールの高さは高すぎず ->捻挫防止、バランス確保
・滑りにくいグリップパタン ->地面をガッチリとらえ速く進む
・踏み抜きをしないようサイド(内側・外側、前面)のガードが頑丈ー>怪我の防止
・枝が入らないようメッシュの生地でないもの ->怪我、走りやすさを優先
・滑らないよう靴底に短いピンがついたもの ->速く走るため
inov8
- X-talon Ultrra 260 New!!
- X-talon 230 2019年新規取扱いなし New Colour!!
- Arctic talon 275 ピン付き
- Mudclaw 300 2018年以降新規取扱いなし 在庫のみ
これらのシューズは、6/2(日)東京大学オリエンテーリングクラブオリエンテーリング大会会場で販売を予定しています。試し履きをして足を合わせてみてください。
なお、6月以降の新規入荷は未定、在庫のみの取扱いとなります。
安全に気持ちよく森を走れますように。