
TRIMTEXウェアをサポートしている尾崎弘和選手。2018年は世界選手権(ラトビア)からワールドカップ(ノルウェー)、そしてつい先日行われた香港でのアジア選手権に日本代表として出場してきました。日本選手権ではなかなか結果が伴いませんでしたが、今年最後の国際レースで見事アジアチャンピオンに!おめでとうございます。
尾崎選手の半年を彼のコメントとともに振り返ります。
アジア選手権ではスプリントディスタンスで優勝!アジアチャンピオンに
香港で開催されていたアジア選手権に出場してきました。
結果は、スプリント1位、ミドル3位、リレー2位でした。今年はついに個人のアジア選手権タイトルをとることができました。日本で結果が出せない時期が続いていましたが、今年を締めくくる国際レースで結果が出せたのは純粋にうれしいです。
今回のレースは、結果にコミットするというよりも、目の前のレースに集中する意識で臨みました。特に、秋から目指していた形が実現できればと思ってレースを走りました。それがうまくいったのかなと思っています。
来年は、世界選手権、中国のワールドカップと頑張りたい大会がいっぱいあります。今回の結果は満足いくものでしたが、プロセスが十分に伴ったものではなかったなと思っています。アジアだけでなく、ヨーロッパの選手の中で結果が出せる選手になるように、もっと競技に集中できる環境を作り、トレーニングを積んでいきます。
またいい報告ができるように次のレースに向けて準備していきます!
引き続きよろしくお願いいたします。
12月前半、アジア選手権前の準備状況
だんだんと寒くなってきましたが、ようやくトレーニングにぴったりの気候になったなと思っています。
今は、年末に香港で行われるアジア選手権に向けて準備をしています。アジア選手権は、2年前の夏に台湾で開催されましたが、
その時は暑さにやられ結果を残せなかった苦い思い出があります。
今年は冬の香港での開催でかつ、コンディションは前回よりずっとよく、大会を走るのが楽しみです。
本選手権では、スプリント、ミドルを走ります。国際大会は9月のW杯以来ですが、その頃よりもコンディション、オリエンテーリングの経験の両方で仕上がりがいいように感じます。
今年の最後に結果を出し、いい報告がこの場でできるように取り組んでまいります。
11月、国内のシーズンが終わり、来年に向けて目標を設定
最近はシーズンが終わり、新シーズンに向けてトレーニングを積んでいます。
来年は、もっと早く、もっと強いオリエンテーリングを目指します。
そのため、この冬は今までと違い、巡行スピードに特化したオリエンテーリングに集中的に取り組んでいきます。
また、今シーズンを通して、自分の筋持久力の未熟さを実感することが多かったです。そこで、今年の冬は走行距離も意識し、早く長く走れるランナーになります。
来年の目標は今のところ、
世界選手権リレー代表で先頭集団で帰れる走りができるようになる。
中国のワールドカップでトップ40以内
上田スカイレースで5位以内
を目標に取り組みます。
今後もよろしくお願いします。
8月末、来年世界選手権開催国のノルウェーでのワールドカップに出場
ノルウェーでワールドカップに出場してきました。
今回のワールドカップは、来年の世界選手権のテレインで開催されるイベントであり、来年に向けた準備という意味でも重要な大会となりました。
本大会では、ワールドカップで4レース、その後3日間ノルウェーで練習を行いました。
ワールドカップは、厳しい戦いとなりました。走りにくい地面が多い北欧でのタイトな日程でのレースは体力的にも精神的にも消耗するものでした。
その一方で、他国の選手との合同練習や、ルート検討を通じて、来年に向けた自分の強化ポイントがはっきりしました。
これから日本も涼しくなり、またトレーニングの質と量を増やしていける時期になるので、目標と計画をもってトレーニングに取り組んでいきます。
8月始め、ラトビアで行われた世界選手権について


世界選手権は、スプリント、スプリントリレーに出場しました。
スプリントは、以前から力を入れて取り組んできた種目です。特に、今年一年のアプローチにあるようなスカイランニングへの挑戦や、陸上競技会への出場はそれを目指したものでした。
結果は、実力通りだったと思っています。
スプリントは予選通過まであと1分程度、スプリントリレーは去年から一つ順位を上げた結果になりました。
やはり、以前から問題となっている走力強化の取り組みをさらに高いレベルで行わないとここから先の結果を見込むのは難しいと感じる結果でした。
ここから先は、競技に対する取り組み方を考える時期なのではと感じています。特に、ここ数年の世界選手権の結果は、あまり向上がみられず、ただ出場を続けているだけの状態となっております。世界選手権を目指すにあたっては、自分の中で明確な目標を設定し、それが達成できたら再び世界で戦う形にしてもいいのではないかと感じています。
8月末は、ワールドカップに出場します。そこで自分のできる走りをし、来年以降に向けたスタートを切りたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。